ベルギー : BELGIUM
ブリュッセルグランパレ : 市の中心となる広場で、中世には馬上槍試合も行われた。ルイ14世率いるフランス軍の砲撃に遭い、広場を取り囲む建物のほぼ全てが破壊されましたが、5年後にはもとの姿を取り戻した。現在は毎日花市が立つほか、さまざまなイベントの会場として利用され、人々で賑わい、かつてヴィクトル・ユゴーは「素晴らしく大きい広場」と呼び、ジャン・コクトーは「絢爛たる劇場」と例えた。市庁舎を中心にギルドハウスが立ち並ぶ。 チョコレートのガレ、ゴディバ、ノイハウスもここから世界へ
ステファン寺院からノートルダムサブロン教会へ
Walk : Central Station to St. Sablon Church : ブリュッセル中央駅からステファン寺院前の広場、王宮の丘を経由して、ノートルダムサブロン教会などを見て、再び下って中央駅、グランパレに繋がる。
ブリュッセルにある教会
Notre Dame Sablon : サブロンという名は、昔ここが湿地の中の砂州だったことに由来する。周辺には骨董屋が多く、土・日は広場に骨董市が立ちます。個性的なチョコレートショップやレストランも集まっている。南東側はステンドグラスの美しいノートル・ダム・デュ・サブロン教会。 チョコレートのヴィタメール、マルコーニの本店はここ。
Brugge : ハンザ同盟都市。 フランドルの“水の都”ブルージュは、文書の記録にも9世紀ごろから残っているヨーロッパでも有数の古い街。かつて水運を通じて北海ともつながり、ハンザ同盟の町として毛織物の交易で栄え、その頂点を15世紀に迎える。中世以来時の流れを止めてしまったこの街は、ベルギー有数の観光地であり、霧に閉ざされた冬の風景は、今もG.ローデンバックの小説世界そのまま。
Sint Niklaas ゲントとアントワープのほぼ中間に位置する小都市。筆者がベルギーに頻繁に訪問するきっかけとなったWeb Converting社が所在しいた都市。
「青い鳥」の作者メーテルリンクの故郷。16世紀の神聖ローマ皇帝カール5世も、この地で生誕。彼の庇護の下に黄金時代を迎えたこの町は、ブルージュと並ぶ北方ルネサンス発祥の地でもある。 聖バーフ大聖堂にあるファン・アイクによる門外不出の祭壇画「神秘の子羊」はフランドル美術の最高傑作。近年は臨海工業地帯として発展し、西フランダース地方の中心都市に生まれ変わった。
アントワープ
15世紀後半にブルージュを追い越してフランドルの毛織物交易の中心地となり、さらに16世紀にはスペインやポルトガルが植民地から仕入れた品物をさばいて隆盛を極めた。 一時スペイン領となってその地位は衰えたが、が、現在は臨海工業地帯として、バロック芸術の都として、ダイヤモンドの町として、そしてファッションの町として国際的に知られている。「フランダースの犬」の舞台の町として有名。