Pont Solferino

レオポール・セダール・サンゴール橋(Passerelle Léopold-Sédar-Senghor)、またはソルフェリーノ橋(Pont de Solférino)はフランスパリセーヌ川に架かる製アーチ式歩道橋である。 オルセー美術館とテュイルリー庭園を結んでいる現在の橋の設計を行ったのはマルク・ミムラム、建設は1997年から1999年の間に行われた。 セーヌ川を鉄アーチで一跨ぎしているこの橋は上面がブラジル産の木材で覆われており軽く暖かい外観を持っている。また木製のベンチが設けられており散策者が一休みできるようになっている。一方でその基礎は地下15mに達し、150トンの重量を支えている。この橋の成功でミムラムは1999年の銀の定規賞(Équerre d'Argent)を受賞した。2006年10月9日セネガル大統領レオポルド・セダール・サンゴールにちなんでレオポール・セダール・サンゴール橋と改名された。 以前はアナトール・フランス通りとテュイルリー通りを結ぶ橋があった。これはアンヴァリッド橋と同様ポール・マルタン・ガロシェ・ド・ラガリセリとジュール・サヴァランが設計した橋で、自動車も通れるものだった。1861年ナポレオン3世が除幕した。命名は1859年のソルフェリーノの戦いでの勝利を記念したものである。この橋が脆くなってきたので(とりわけ川船の衝突が効いた)1961年に歩道橋に架け替えられ、1992年まで使われていた

オルセー河岸通りより オルセー河岸通りより オルセー河岸通りより
左岸よりルーブル ドノン翼を望む 橋の上からコンコルド端を望む  
右岸側より見る   オルセー美術館   橋の上からオルセー美術館を見る
   
橋の上からオルセー美術館を見る