モン・サン・ミッシェル を降りる : France

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趣味ではないが今までヨーロッパの教会は随分と多く見てきたが、事前知識の通り、ここモンサンミッシェルは違う。先に島の評価を江ノ島と例えて顰蹙
をかっているいると思うが、むしろ比叡山だ。中心となる聖堂は、聖職者全体或いは巡礼者を併せた全体の礼拝に使うのであろうけれど、他にいくつもの
小さな礼拝堂がある。しかもその数が多い。歴代の司教、或いは聖人と称えられた聖職者達の名を冠した礼拝堂が続く。途中に場内の入り口から一気に
荷物を引き揚げるハムスターの運動用に見られるののと同じ人力回転滑車もあるが、その礼拝堂の多さには飽きる程であった。軽んじる積もりは全くなく、
このMSMの歴史はこういう小部屋の数即ち聖人となって聖職者の数で示されるのであろう。バチカンは行ったことがないがきっとこの究極の姿があるので
あろう。参道を逆戻りするような感じで、城壁の門をくぐりその隣にある「オムレツ」で有名な宿泊先であるホテルに戻る。

この大きな車の中を人が歩いて、
右の糸車のようなロープを廻す。
      大きな車は、外部から荷物を吊り上げる
ためのホイストの原動力だ。
   
この荷揚げ室の隅には石造りの椅子があった。聖書でも読んで待機していたのか?   数多くの礼拝堂の中には、
比較的大きなものもある。ツアーガイドが熱心に説明していた。
きっと著名な聖人の部屋であろう。
  上ってきた階段、坂を一気に降りる。
   
東側の干潟には、夕日を浴びた
モンサンミッシェルの影が映る
      教会の壁下には城壁の通路。  
     
    この地区独特の小さな平板状の石で
葺いた屋根。粘土質の砂岩か?
  城壁上の通路から見上げた境界  
     
滞在ホテルの無効に教会の全景